七五三の写真で子どもが笑わない時は?固まる子も自然に撮るコツ
執筆:Ray Woodmade のmama(8歳と4歳の姉妹の母・木製記念日雑貨ブランド Ray Woodmade をひとりで運営)
記事内の体験談は、筆者本人の育児・撮影・制作等の実体験に基づきます。

スタジオでも神社でも、カメラを向けたとたんに真顔。
「ほら笑って」と言うほど、かえって固まってしまう…。
七五三の撮影で、よくある光景ですよね。
結論から言うと、無理に笑わせようとしないことがいちばんの近道です。
子どもが緊張する理由を知って、ちょっとだけ準備しておくと、自然な表情はぐっと出やすくなります。
わが家の七五三でうまくいったこと・失敗したことも交えて紹介します。
七五三の準備の全体像は 七五三の準備、何をすればいい?やること・初穂料まとめ にまとめています。

なぜ七五三の写真で子どもは笑わないの?(理由と心理)
まず知っておきたいのは、笑わないのは「機嫌が悪いから」ではない、ということです。
多くは次のような理由が重なっています。
- 慣れない場所・知らない人に緊張している(場所見知り・人見知り)
- 着物がいつもと違って疲れる(締めつけ・重さ・動きにくさ)
- 「笑って」「こっち見て」と言われるプレッシャー
- 眠い・お腹がすいている
わが家の場合も、いちばん大きかったのは着物でした。
普段と違う服でずっと過ごすので、本人は思った以上に疲れていたんです。
笑わないのは緊張と疲れが大半。叱らず「そういうもの」と受け止めるところからスタートです。

撮影の「待ち時間」が落とし穴でした(わが家の失敗)
意外な盲点だったのが、**撮影と撮影の合間の「待ち時間」**です。
ポーズを変えたり場所を移動したりで少し時間が空くと、その隙に集中が切れて、次のカットでまた固まってしまう。
せっかくいい表情が出ても、間延びするとリセットされてしまうんです。
撮影の合間に間が空くほど、子どもの集中は切れて固まりやすくなる。ここをどう埋めるかが、わが家では分かれ目でした。
そこで意識したのが、待ち時間に「ぼーっとする時間」を作らないこと。
小さなお菓子をひと口つまませたり、話しかけたりして、気持ちが途切れないようにすると、次のカットへの切り替えがスムーズになりました。
撮影前にできる準備(当日までに・持ち物)
当日うまくいくかどうかは、前日までの準備でほぼ決まるといっても言いすぎではありません。
- 予告しておく:「今日はきれいな着物を着て、写真を撮るよ」と前もって伝える。何をするか分かるだけで緊張が減ります
- 睡眠と食事のタイミング:眠い・空腹の時間帯は避ける。お昼寝のあとや、軽く食べたあとがねらい目
- お気に入りのおもちゃを1つ持っていく
- 小さな軽食・小さい椅子:待ち時間対策に
- 着物に少し慣れておく:撮影前に一度、家で羽織ってみると本番の違和感が減ります
「お腹すいた・眠い・疲れた」をつぶしておくだけで、笑顔の出やすさは大きく変わります。
撮影中の声かけと、自然な表情の引き出し方
撮影が始まったら、「笑って」は封印するくらいでちょうどいいです。
代わりに、遊びの延長に持ち込みます。
- 「○○どこかな〜?」「いないいない、ばあ」など、笑わせるのではなく反応を引き出す
- 名前を呼んで、好きな話(アニメ・好きな食べもの)をふる
- 連写や動画で撮って、あとからいい表情を切り出す(決定的な1枚を待たない)
そしてもうひとつ効くのが、手に何かを持たせること。
手持ちぶさたが解消されて、気がまぎれて表情がゆるみます。
わが家では撮影小物の数字を持たせたら、「これ持ってて」と言うだけで遊び感覚になって、いい顔が出ました。
ちなみに、わが工房で作っている木製の753ナンバー小物も、子どもが抱えて遊べるサイズで、年齢が一目で残るので気に入っています(名入れではありませんが、誕生日撮影でも長く使えます)。
どの小物がうちの子に合うかは、七五三の撮影アイテムおすすめ4選 に価格つきの早見表でまとめています。

笑顔じゃない1枚も、ちゃんと記念になる
最後にいちばん伝えたいことを。
どうしても笑わない日も、あります。
それでいいんです。
真剣な顔、ちょっと困った顔、後ろ姿、横顔。
**その日のその子の「ほんとうの表情」**は、作った笑顔よりずっと記憶に残ります。
あとから見返すと、固まっていた顔さえ「こんなだったね」といとおしくなるものです。
笑顔だけが正解じゃない。その年のその子が写っていれば、それで満点です。
それでもきれいに残したい節目なら、子どもの扱いに慣れた出張撮影にお願いするのも手です。
プロは「笑わない子」を撮るのにも慣れています。
スタジオと出張の違いは 七五三の写真はスタジオと出張撮影どっちがいい? に、おうちと神社での撮り方は 七五三の写真をおうちと神社で残すコツ にまとめています。

まとめ(困りごと → 対処の早見表)
| 困りごと | 対処 |
|---|---|
| カメラを向けると固まる | 「笑って」を封印。遊び・反応を引き出す声かけに |
| 撮影の合間に集中が切れる | 待ち時間にぼーっとさせない。軽食・小さい椅子で間を埋める |
| 着物で疲れてぐずる | 事前に羽織って慣らす。睡眠・食事のタイミングを調整 |
| 緊張で表情が硬い | 手に小物を持たせて気をまぎらわせる・連写で切り出す |
| どうしても笑わない | 真顔・後ろ姿もOK。無理なら出張撮影に頼る |
七五三の写真は、満点の笑顔を撮る日ではなく、その年のその子を残す日。
肩の力を抜いて、いつものわが子を1枚、残してあげてください。
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Ray Woodmadeについて
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