お食い初めを自宅でやるには?献立・食器・進め方と、写真の残し方まで
生後100日のお食い初め、自宅で何を用意すればいい?一汁三菜の献立、食器や歯固めの石の準備、食べさせる順番、写真をかわいく残すコツまで、8歳と4歳の姉妹を育てるママが実体験をもとにやさしく解説します。

生後100日の節目が近づくと、「お食い初め、何をどこまで用意すればいいんだろう」とそわそわしてきますよね。お店を予約するべきか、自宅でもちゃんとできるのか。準備のことを考えると、少し身構えてしまう方も多いと思います。
先に結論をお伝えすると、お食い初めは自宅でも十分にできます。むしろ、慣れた我が家で家族だけでゆっくり祝うほうが、赤ちゃんもぐずりにくく、写真も自然な表情が残せます。
この記事では、献立・食器・歯固めの石の準備から、当日の進め方、写真をかわいく残すコツまでを、わたしの実体験を交えてやさしくまとめました。「無理せず、でもちゃんと記念に」を叶えるための内容です。
お食い初めって何をするの?いつ・誰と祝う?
お食い初めは、生後100日前後におこなう伝統的なお祝いです。「一生、食べ物に困りませんように」という願いを込めて、赤ちゃんに初めて食事を食べさせる真似をします。
時期は「100日ぴったり」でなくて大丈夫です。生後100日〜120日くらいを目安に、家族が集まりやすい日を選べば問題ありません。赤ちゃんの体調や天気、祖父母の予定に合わせて、前後に動かしてOKです。
誰と祝うかも自由です。両家の祖父母を招く家庭もあれば、パパ・ママと赤ちゃんだけでこぢんまり祝う家庭も増えています。「こうしなければいけない」という決まりはないので、わが家のペースで考えて大丈夫ですよ。

自宅で用意する献立(一汁三菜)
お食い初めの基本は一汁三菜です。縁起の良い意味が込められた、次のような献立が定番です。
- 尾頭付きの鯛(焼き魚):「めでたい」にかけた主役。お祝いの華やかさが出ます
- 赤飯:魔除け・厄除けの意味
- お吸い物:蛤が定番ですが、具は家庭で食べやすいもので大丈夫
- 煮物:旬の野菜を彩りよく
- 香の物(漬物・酢の物):紅白なますなど
全部を手作りしようとすると、それだけで一日が終わってしまいます。わたしは、鯛だけは焼いてもらえるようスーパーで頼んで、赤飯と煮物は手作り、香の物は市販のものを少し添える、という組み合わせにしました。
最近は、お食い初め用の祝い膳セットを通販で取り寄せる方も多いです。手作りと市販を組み合わせて、「ここは頑張る、ここは頼る」と線引きしておくと、当日バタバタせずに済みます。
献立は「全部そろえなきゃ」と気負わなくて大丈夫。鯛と赤飯さえあれば、写真の中ではちゃんとお祝いらしく見えます。残りは無理のない範囲で。
食器と歯固めの石はどうする?
伝統的には、お食い初めには漆器の祝い膳を使います。男の子は内外ともに朱色、女の子は外が黒・内が朱色が一般的ですが、地域によって違いもあります。
ただ、ここも厳密に考えすぎなくて大丈夫です。漆器は一度きりしか使わないことも多いので、家にある食器やベビー用の器で代用する家庭も増えています。写真に残すなら、白い器に和柄の敷物を一枚敷くだけでも、ぐっとそれらしく見えます。
歯固めの石は、「丈夫な歯が生えますように」と願うための小さな石です。集め方はいくつかあります。
- お宮参りのときに神社で授かる(いただける場合があります)
- 近所の河原や公園で拾う(使う前によく洗って煮沸を)
- お食い初めの祝い膳セットに付属していることも
石が用意できないときは、固い梅干しや栗、碁石で代用する地域もあります。手に入る範囲で大丈夫ですよ。
当日の進め方と、写真をかわいく残すコツ
当日は、食べさせる順番がゆるやかに決まっています。ごはん → お吸い物 → ごはん → 魚 → ごはんを、3回ほど繰り返すのが目安です。最後に歯固めの儀をします。
歯固めの儀では、歯固めの石にお箸の先を軽く触れさせ、その箸を赤ちゃんの歯ぐきにそっと当てます。「石のように丈夫な歯になりますように」という願いを込める儀式です。
ここで大切なのが、お食い初めは実際に食べさせるのではなく「食べさせる真似」をするだけということ。まだ離乳食も始まっていない時期なので、口に入れる必要はありません。
わが家は両家の祖父母を招いて、わたしの実家で祝いました。儀式の途中で夫の父が、張り切って鯛の身を本当に娘の口に入れようとして、みんなで大笑い。「真似だけでいいんだよ」と教える側がいちばん楽しんでいました。
写真は、当日の何気ない一枚が後から宝物になります。自然光の入る窓際にお膳をセットして、赤ちゃんとお膳が一緒に写る角度を探してみてください。少し上から撮ると、お膳の彩りもきれいに収まります。

撮影のとき、わが工房で作っている祝百日のレターバナーをお膳のうしろにそっと置いてみたら、写真がぐっと記念日らしくなりました。木製なので和の食卓ともなじんで、撮影後はそのまま部屋に飾っておけるのも気に入っています。飾り付けや撮影の流れは、おうちで赤ちゃんの記念日写真を撮るための完全ガイドにもまとめています。
まとめ|準備するものリスト
お食い初めに用意するものを、一覧にまとめておきます。全部を完璧にそろえなくても、できる範囲で大丈夫です。
| 用意するもの | ポイント |
|---|---|
| 鯛(尾頭付き) | スーパーで焼いてもらうと楽。お祝いの主役 |
| 赤飯・お吸い物 | 手作り or 市販。具は食べやすいもので |
| 煮物・香の物 | 旬の野菜で彩りよく。市販を添えてもOK |
| 食器(祝い膳) | 漆器が正式。家の器やベビー食器で代用も可 |
| 歯固めの石 | 神社で授かる・河原で拾う・セット付属など |
| 飾り・レターバナー | 「祝百日」を添えると写真が華やかに |
肩の力を抜いて、「家族で笑って過ごせた」を一番の目標にすると、当日がぐっと楽になります。完璧な祝い膳より、みんなが笑っている一枚のほうが、何年経っても見返したくなる写真になりますよ。
よくある質問(FAQ)
Q. お食い初めは何日にやればいい? 生後100日ぴったりでなくて大丈夫です。100〜120日を目安に、家族が集まりやすい日や赤ちゃんの機嫌のいい日を選びましょう。
Q. 食器は買うべき? 正式には漆器ですが、一度きりのことも多いので、家にある器やベビー食器での代用も一般的です。写真映えを優先するなら、敷物や器の色を白系でそろえると上品にまとまります。
Q. 歯固めの石はどこで手に入る? お宮参りで神社から授かるほか、河原や公園で拾って煮沸消毒して使う方法もあります。祝い膳セットに付属していることもあります。
ふたりそろっての撮影とはまた違って、100日の節目はじっくり残せる大切な機会です。撮り方のコツは、こちらの記事もどうぞ。
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Ray Woodmadeについて
滋賀の小さな工房で、木製の記念日雑貨をひとつずつ手作りしています。 Instagramでは制作風景や新商品をのんびり発信中。気になった方はのぞいてみてください。



