ケーキトッパーは手作りできる?画用紙・100均で作る方法と木製の選び方
執筆:Ray Woodmade のmama(8歳と4歳の姉妹の母・木製記念日雑貨ブランド Ray Woodmade をひとりで運営)
木製ケーキトッパーの制作に関する記述は、筆者が Ray Woodmade で実際に制作している経験に基づきます。下の娘の1歳での使用も実体験です。画用紙・100均での手作りは筆者自身の経験ではないため、調べた内容として記載しています。

1歳のお誕生日ケーキを用意して、いざ写真を撮ろうとしたときに、ふと物足りなさを感じることがあります。
「白いケーキだけだと、なんだかさみしい…?」
そこで名前が挙がるのがケーキトッパー。
市販品は数百円から買えますが、「これ、自分で作れないのかな」と思う方も多いはずです。
結論から言うと、ケーキトッパーは手作りできます。
画用紙とハサミがあれば、その日のうちに1本つくれます。
ただし木でつくるのだけは、家庭の道具だとかなり難しい——これは木製ケーキトッパーを工房で作っているわたしの正直な実感です。
素材ごとの作り方と、手作りと購入の分かれ目を順番にお話しします。
ケーキトッパーとは?ケーキに1本挿すだけの飾り
ケーキトッパー(cake topper)は、ケーキの上に挿して飾る文字やモチーフのピックのことです。
「Happy Birthday」「One」「1」といった文字を1本立てるだけで、ふつうのケーキが「記念日の一台」に変わります。

写真の中での役割は、意外とはっきりしています。
- 何のお祝いかが1枚で伝わる…「1」が写っていれば、説明なしで1歳の写真だと分かります
- 上から撮るだけで絵になる…真上や斜め上から撮ると、トッパーの文字とケーキが同じ画角におさまります
- 背が出るので写真に高さが生まれる…平たいケーキだけより立体感が出ます
飾り付けを増やさなくても、ケーキの上の1本で写真の印象が変わるのがトッパーのいいところです。
部屋全体の飾り付けをどこまでやるか迷っている方は、記念日の飾り付けはどこまで100均で足りる? もあわせてどうぞ。
ケーキトッパーは手作りできる?素材で変わる3つの道
手作りに使われる素材は、大きく3つです。
手軽さと仕上がりが、はっきり分かれます。
| 素材 | 手軽さ | 必要な道具 | 仕上がり |
|---|---|---|---|
| 画用紙・厚紙 | ◎ その日にできる | ハサミ・竹串・テープ | カジュアル・1回向き |
| プラ板 | ◯ 半日〜 | オーブントースター・油性ペン | つやのある質感・小さめ |
| 木 | △ 本格的 | 糸のこ等・やすり・接着 | しっかり・くり返し飾れる |
| 完成品(木製)を買う | ◎ 届いてすぐ | 道具不要 | しっかり・くり返し飾れる |
「今週末の1回のために」なら画用紙、「撮影後も飾っておきたい」なら木、と目的で分けると迷いません。
なお、ここから紹介する画用紙・プラ板・100均の作り方は、わたし自身が作った経験ではなく、調べてまとめた内容です。
木の話だけは、自分の工房でやっていることとして書いています。
画用紙でつくる手順(材料はほとんど100均でそろう)
いちばん手軽なのが画用紙・厚紙です。
用意するものはこれだけ。
- 画用紙か厚紙(厚口のほうが反りにくい)
- ハサミ(細かいところはカッターがあるとラク)
- 竹串か紙ストロー(ケーキに挿す軸になります)
- セロテープかマスキングテープ
手順は4ステップです。
- 飾りたい文字を決める(「One」「1」「Happy Birthday」など)
- パソコンやスマホで好きなフォントを印刷して型紙にする(または直接手書き)
- 型紙を画用紙に重ねて切り抜く
- 裏に竹串をテープで留めて完成
ここで仕上がりを決めるのは、じつは切る技術よりフォント選びです。
木で文字を切り出していると毎回感じるのですが、筆記体のような線の細いフォントは、つなぎ目がとても弱い。
木ではそこがポキッと折れますし、紙でもハサミが入りにくく、切っているうちによれてしまいます。
レターバナーを手作りする方法 でも同じことを書きましたが、太めのフォントか、角の丸いゴシック体を選ぶと失敗がぐっと減ります。
サイズは、文字の横幅をケーキの直径より少し小さめにすると収まりがよくなります。
これはわたしが商品の寸法を決めるときの考え方でもあって、大きすぎるとケーキが隠れ、小さすぎると写真で埋もれてしまいます。
100均でそろえる場合に知っておきたいこと
ダイソー・セリア・キャンドゥでは、完成品のケーキトッパーやナンバーピックも売られています。
紙製・プラスチック製で、パーティーグッズの棚(バルーンやガーランドの近く)に並んでいることが多いようです。
ただ、調べてみて分かったことがひとつ。
「one」の筆記体や木製のトッパーは、100均ではほとんど見つかりません。
店頭にあるのは数字ピックや定番デザインが中心で、写真映えする細い筆記体タイプはネット通販かハンドメイド作家のものになります。
つまり100均は、「材料をそろえて自分で作る」ほうに向いている場所です。
画用紙・竹串・マスキングテープはどれも100均でそろうので、材料費は数百円で収まります。
1歳なら「one」?数字?デザインの決め方
1歳のケーキトッパーで最初に迷うのが、英語の「one」にするか、数字の「1」にするかです。
どちらが正解ということはなく、写真の雰囲気が変わります。
| デザイン | 写真の雰囲気 | 向いている場面 |
|---|---|---|
| one(筆記体) | やわらかい・おしゃれ | ナチュラルな飾り付け・白いケーキ |
| 数字の1 | ぱっと分かる・にぎやか | 祖父母に送る写真・カラフルな飾り |
| Happy Birthday | お祝い感が強い | 2歳以降もくり返し使いたいとき |
| 名前入り | 世界にひとつ | 記念に取っておきたいとき |
下の娘の1歳のときは、わが工房で作った木製の「One」を1本挿しました。
作る側からひとつ補足すると、筆記体の「one」は、実物より写真のほうが細く繊細に見えます。
だから線の太さを決めるときは、手元で見た印象ではなく、写真に写ったときにどう出るかを基準にしています。
数字の「1」は逆に、遠目でも形がはっきり残るのが強みです。
ケーキ本体から手作りするなら スマッシュケーキは手作りできる? もあわせてどうぞ。

「1歳のときだけ」で終わらせたくない場合は、文字と数字が分かれているタイプが便利です。
わが工房の木製ケーキトッパー「Happy Birthday」は数字を別で選べるようにしてあるので、2歳・3歳と数字だけ足していけます。
ハーフバースデーに使うなら「Half」のトッパーという選択肢も。
飾り付け全体の組み立て方は 1歳バースデーフォトをおうちで残すコツ をどうぞ。
食べ物に挿すときは、軸を必ず包む
手作りでも市販品でも、ケーキに挿す前にひとつだけ確認してほしいことがあります。
ケーキトッパーは、食品に直接触れることを前提に作られていません。
わが工房の木製トッパーはMDF(木の粉を固めた板)をレーザーで切り出したもので、食品用の塗装はしていません。
紙やプラスチックのものは商品によって想定されている使い方が違うので、購入したものはパッケージの表示を確認してみてください。
赤ちゃんが主役のケーキだからこそ、次の3つを守っておくと安心です。
- 軸はラップかアルミホイルで包む…食品に直接触れないようにします
- 撮影のあいだだけ飾って、食べる前に外す…手づかみで食べる1歳は、トッパーごとつかもうとします
- とがった軸は先を丸める…竹串をそのまま使う場合は、先端をハサミで落としておくと安心です
スマッシュケーキのように子どもが自由に触るケーキでは、写真を撮り終えた時点で外してしまうのがいちばん確実です。
木製が難しい理由と、買うという選択肢
ここは自分の本業なので、正直にお伝えします。
木のケーキトッパーは、手作りのハードルがかなり高いです。
- 細い部分が折れる…筆記体の「one」は文字のつなぎ目がごく細くなるので、切っている途中でもやすりをかけるときでも折れます
- 軸の強度が要る…ケーキに挿して立たせるので、文字と軸のつなぎ目に力がかかります
- 断面の処理が残る…レーザーで切ると断面に焦げが残ることがあります
わたしも、写真に写ったときに浮かない線の細さを出すまで、何度も試作をくり返しました。
糸のこで同じ形を出そうとすると、この細さはかなり厳しいと思います。

だから「木の質感がいいけれど、道具も時間もない」なら、無理に自作せず買ってしまっていいと思っています。
木製の利点は、撮影後も残ること。
紙のトッパーは1回で役目を終えますが、木のものは棚に飾ったり、翌年また出したりできます。
下の娘の1歳のトッパーも、今は棚に置いてあります。
わが工房でつくっているのは、こちらの数字タイプです。
素材はMDFの4mm厚で、One・Two・Threeから選べます。
1本ずつレーザーで切り出しているので、断面に少し焦げが残ることがあります。
そこも含めて手作りのものだと思っていただけたらうれしいです。
まとめ:手作りが向く人・木製を選んだほうがいい人
ケーキトッパーは、目的で選ぶと迷いません。
| こんな人 | おすすめ |
|---|---|
| 今週末の撮影に間に合わせたい | 画用紙(材料費数百円・当日完成) |
| とにかく安く済ませたい | 100均の材料で手作り |
| 文字をきれいに出したい | 木製の完成品を買う |
| 撮影後も飾っておきたい | 木製の完成品を買う |
| 来年・再来年も使いたい | 数字が分かれている木製タイプ |
迷ったら、この順で考えてみてください。
- 今回だけの1枚か、来年も撮るか → 今回だけなら画用紙で十分
- 文字は筆記体にしたいか → したいなら手作りはかなり難しい
- 撮影後どうするか → 飾りたいなら木製
そして素材が何であれ、ケーキに挿すときは軸を包んで、食べる前に外す。
ここだけは共通です。
トッパーは、ケーキの上のたった1本。
それでも写真の中では、その日が何の日だったかを静かに伝えてくれます。
手作りでも既製品でも、無理のない方法で選んでみてください。
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Ray Woodmadeについて
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